ザクリニックの三塚です。
大阪と東京を毎週往復しています。以前の脳外科人生では出張生活なんて想像もしていませんでしたが、移動には不思議と慣れるもんですね。暑さにはどうしても慣れませんが(笑)!
さて今日は豊胸の術後ゲスト報告です。
このゲストは、元々のバストの下縁の距離が短い方で、脂肪が集まったとしても1回の注入量はそこまで多く入れられないため、選択肢を用意しました。一つは、ビブラという拡張期を用いてあらかじめ皮膚を伸ばし、下縁も伸ばすことで1回での注入量を多くする方法です。リゴトミーも同じ目的で行いますね。そしてもう一つは、無理のない範囲の注入(今回は体格と皮膚の伸びから200ml前後と予測しました)を行い、自然なサイズアップをはかり、結果的に乳房下縁もしっかりと伸ばしていくという方法です。
今回、ビブラの希望は無いため、後者の戦略で手術を行いました。
まずは正面のビフォーアフターです。片胸210mlずつの注入を行っています。
綺麗で自然なサイズアップとなっています。
斜めから。いずれも綺麗なバストに仕上がっています。デコルテ部分もふっくらしましたね!
横からですね。目標200mlというのはとても適切な設定だったと思います。無理なく注入でしっかり定着!これがとても大事です。
さて、乳頭下縁から乳房下縁までの距離が短いゲストの場合、少し術前に戦略が必要です。このような場合に、無理に多くの脂肪を入れても、良いことは何もありません。選択肢としましては、3つ。
①現状のお胸に無理のない注入量での豊胸を行う(今回選択した作戦)。
②乳房拡張器(ビブラ)を用いる。術前後に1カ月、機械を装着する必要はあり。
③手術当日にリゴトミーという乳房下縁を広げるための施術を追加する。
今回は①を選択しています。
このように、下縁が短い場合でも、バストサイズに適正な脂肪量の注入を選択すれば、無理なくサイズアップが行えます。どうでしょうか?自然ですし、しっかり大きくなっていませんか?
大事なのは、術前のカウンセリングでしっかりと現状を評価してお伝えすることです。
このゲストに片胸300mlを初回で入れることは不可能ですし、無理にいれても定着しません。
逆に適正量で最大定着率を目指す方が、頑張って沢山入れるだけの注入よりも、最終サイズが大きくなります。
今回は、乳房下縁距離の短いゲストに対して、脂肪豊胸のみでどのような変化を出せるかをお伝えしました。
同じお悩みの方、是非一度カウンセリングにお越しください!